シャンプー剤の選び方。その2
ご訪問有難うございます。前回の話で子供の頃、自分は石鹸で頭を洗っていたと書きましたが決して石鹸を勧めている訳ではありません。
かと言って否定もしていません。
【では、貴方は何が言いたいのですか?、、、と思いますよね。】
当然のことです。それはそうでしょう。
しかし、シャンプーの選び方をココに書き残すわけですから、私も相当気を配り書いていくつもりです。
とあるケミカルのブログで美容師は薬剤のことは何も知らないからとか書いてありましたが、
今は、ググればほとんどのことは調べることができます。ニワカ薬剤師の真似事や化学者位の知識でも身につけられます。
そのような、良く勉強をしている美容師さんが多くなって良いですね。
しかし、見えない世界のことは現場の仕事の人間は知っても知らなくてもどっちでもいいと思います。
では、ケミカルの専門家は髪の毛の手触りや見た目の事(目に見える世界のことは)勉強できるでしょうか。
見えない世界は学者の机上の論理が必要ですが手触りや薬剤の反応は美容師の目と触覚には勝てるわけがありません。
薬品を作る人、美容室の美容師さん、お客様で美容業界は成り立っているのですから、別に優劣をつけようなんて気も
おこがましくて決して持っていません。
ということで、話を元に戻して続けていきます。
では、石鹸の無い頃は一体洗髪はどんなものでしていたのでしょう?
【 そんな、昔のお話はいいから早くシャンプーの選び方を書いてみなさい!!】
と叱られそうですが、今回はゆっくり結論に向かおうと思います。
石鹸は素晴らしい洗剤でしたね、当時私の靴もシャツも体も顔も手も汚れはこれだけで綺麗にしてくれましたから。
現在のように、手はハンドソープ、髪はシャンプー、下着は洗濯洗剤とか役割分担は要りませんでした。
石鹸という大変便利な洗剤が日本に渡ってきて、手や体や髪の毛を洗うようになったわけですが、
それ以前は、なんと米のとぎ汁で洗髪をしていたようです。
米を洗った時に出てくる白く濁った汁ですね。
実際に見て、経験したわけでもありませんから洗髪をしていたようですと書きます。
25年前に読んだ本に書いてありました。
当時、私は実際に洗ってみましたが結果は書かないでおきます。興味がある方は米のとぎ汁で洗髪してみてください。
他にも昔の素晴らしいシャンプー剤が、ググれば沢山出てくると思います。
この人、何を言い出したんでしょう?素晴らしいシャンプー剤?
素晴らしいシャンプーは言いすぎました。
ただし、私は30代半ばまで髪の毛はシャンプー剤で洗うものであり自分の勉強したシャンプー剤しか知らなくて
そのシャンプーが最高であると思い込んでいた事は確かですね。
しかしシャンプー剤の勉強はたくさんしました。
今でも数百種類はシャンプー剤の名前が出てきますね。
変わったシャンプーもありました。
例えば、
・海水魚と淡水魚が一緒に住める水で出来たシャンプー
・泡が全然立たないシャンプー(何本か使用しているうちに泡が立つようになる)
・クセ毛が治るシャンプー
・防腐剤が入っていないシャンプー(チャント入れとけとツッコミを入れたくなる)防腐剤の多くは発がん性だそうな。
そういう営業さんに限って喫茶店でやたらタバコをスパスパやってますね。
・目に入れても痛くならないシャンプー
・シャンプー剤とトリートメントが一緒になったシャンプー
書いていくとキリがありませんのでもう止めます。気が向いたら思い出しながら変わったシャンプー人気ランキングでも
作ります。ザット50種類は出てきます。
ところで、値段ですが高い金額でシャンプーだけで1万3000円というシャンプーもありましたね。
名前は忘れてしまいました。
シャンプー剤とトリートメントが混ざったシャンプーは私の美容室はよく売りましたね。
販売キャンペーンが全国規模でありましてシャンプー・リンスで7800円するのですがメーカーのご褒美で
20年前ですが、18人の従業員と一諸にハワイ旅行全員プレゼントと言う最高賞をもらった経験があります。
たくさん売れたので従業員さんの家族やお世話になった方も招待しました。
目に入れても痛くならないシャンプー・リンスは2ヶ月で2500本売れましたね。
話は戻しますが、
何故そんなにシャンプーの勉強をしたかというと、毎日仕事で使っている薬剤で知らないのはおかしいですよね。
それに、知識をつけると良く売れたんですね。
そうそう、まだアシスタントだった頃は、オーナー師匠に強制的にシャンプー剤の勉強会に送り込まれた事もありました。
そんなような理由です。休みの日や仕事が終わって夜遅く勉強会に出席いたしました。
今日はこの辺りでお話は終わりにいたします。
まだまだ続きますのでお楽しみにしておいて下さいませ。m(__)m
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